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アチェ ガヨ

アチェ・ガヨの栽培環境

スマトラ島の最北端に位置するアチェ地区、その中でも標高1500m〜1800mの地区で栽培されており、スマトラ式で精製されています。
また、弊社が入荷しているアチェ・ガヨは、あの世界一高級なコーヒーとして知られている『コピルアック』を生産している農家から輸入しており、完熟した良質のコーヒーチェリーしか食べないジャコウネコが好んで食べるようなコーヒー豆を使用して精製しています。
また、農薬、化学肥料を一切使用しない有機農法により栽培されています。

アチェ・ガヨの味わい

良質な香りが特徴で、苦味、甘味、酸味とバランスのとれた味わいです。
そして、深煎りにすると、非常に濃厚な甘味が際立ち、トロっとした飲口になり、ひと際味わい深くなります。

アチェ・ガヨの歴史

アチェ・ガヨが栽培されているアチェ州は、2001年まで『アチェ特別州』と呼ばれており、世界最大のイスラム教徒(ムスリム)を抱える国であるインドネシアの中でも特にイスラム信教の強い地域である。
古来から外部の支配者に対する激しい抵抗で知られ、独立戦争が起こる前から植民地支配していたオランダと長いアチェ戦争を戦っていました。
また、インドネシア独立後も、インドネシア政府に対して自由アチェ運動が独立を要求して、長い間内戦状態にありました。
その間コーヒーの栽培はされてはいましたが、現在ほど流通はしておらず、生産量も少なかったのです。
しかし、2004年12月26日に発生したスマトラ島沖地震による大津波でアチェ地区が壊滅的な被害を受け、内戦状態が休戦になりました。そして、2005年8月15日、インドネシア政府との間で和平協定が結ばれ、アチェ州と改名されました。
それから、コーヒーの栽培も盛んになり、日本にも馴染み深くなりつつある、アチェ・ガヨのコーヒー豆が世界中に流通するようになりました。 

まとめ

波乱な歴史があるアチェ州、とても長い間独立を訴え戦い続けたアチェの人々、それに何より、あの世界最大の津波災害から立ち直った力溢れる人々が栽培している、アチェ・ガヨのコーヒーを一度味わってみてはいかがでしょうか?

 

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