バイオリン(シャグ)に使用されているタバコ葉

インドネシア・ロンボク島のタバコプランテーション
バイオリン(シャグ)は”バージニアシェイドグロウンタバコ”と呼ばれるタバコ葉を使用して作られています。

”シェードグロウン”(別名:タバコアンダーシート)とは、タバコ畑全体をモスリンの布で覆い、タバコ葉を強い日差しや雨風から守り育てる栽培方法のことです。適度に日光を遮ることで、タバコ葉の味わいを柔らかなものにします。
バイオリン(シャグ)のタバコ葉の乾燥方法

”FC”とは”ファイヤー・キュアード”のことで、火力乾燥処理を施したタバコ葉を指します。
”ロンボク”とはタバコ葉の生産地、インドネシア、ロンボク島からつけられています。
タバコ葉を燻煙小屋で吊るし、その下で生木を燃やして煙の薫りをつけます。こうすることでパイプたばこのような、豊かな香りをタバコ葉に加えることができます。

【 DFC ロンボク 】
“DFC”とは”ダーク・ファイヤーキュアード”のことで、長時間火力乾燥処理を行うことで、より個性的な香りをタバコ葉につけることがでます。インドネシアでは、タバコ葉がまだ緑色の状態で火力乾燥小屋へ運ばれます。
FCに比べ燻煙の度合いも深いため、色合いも濃く、味わいも強くなります。