アメリカのフロリダ州にあるスターバックスで、なんとも心温まる現象が起きました。
2014年8月20日、フロリダ州のスターバックスのドライブスルーにて、ドライブスルーを利用するお客様が次々と、後続のお客様のコーヒー代を先払いするという現象が起きました。
後から来る見ず知らずの人達に対して、コーヒーを一杯ごちそうしてあげたわけです。
何故このような現象が起きたのか?
何故このような現象が起きたのか?
それは、なんでもある1人のお客様が、後続のお客様にアイスラテのトリプルグランデをおごったことがきっかけだそうです。
そのおごってもらった人がさらに後続のお客様にコーヒーを一杯ごちそうし、そのお客様がまた後続のお客様に・・・といった具合でどんどん続いていきました。
さらに、その現象が多くのメディアに取り上げられ、ニュースを知った人達が、どんどん参加していき、最終的にこの現象は11時間も続いたそうです。
提供されたコーヒーの数はなんと457杯
コーヒーにまつわる人と人を繋げる習慣 サスペンデッドコーヒーとは
サスペンデッドコーヒーとは、コーヒーを保留しておくという意味で、お金が余った人や心優しい人などが、一杯のコーヒー代金を先に払い、その保留されたコーヒーは、コーヒー代金を払えない見知らぬ人に提供されるシステムです。
このサスペンデッドコーヒーの習慣はイタリアで始まったとされています。
スターバックスでは、イギリスでサスペンデッドコーヒーのシステムが導入されているようです。
このサスペンデッドコーヒーの文化は、FacebookなどのSNSを通じて世界中に拡散されており、賛同した人達が自国のカフェなどに導入する事例も起こっているそうです。
コーヒーは世界中の多くの人々に愛されている飲み物です。
コーヒーが人々の心を動かし、繋げる。
このような力のある飲み物、素敵な文化がもっと広まれば、心も体も温まりますね。