会場の東京ビックサイト
日本で一番大きなコーヒーの見本市、SCAJ2014に行ってきました。遅ればせながらレポート致します。
会場入り口。とにかくでっかいです。
会場はコーヒー焙煎屋さんや輸入業者、各国のコーヒー農園、コーヒー関連器具の輸出入業者で大賑わいでした。見本市に行くのは人生で初めての経験だったので、少し会場の雰囲気に酔ってしまいました。
コロンビアコーヒーさんが配っていたロゴ入りの袋は会場を回るのにとても重宝しました。
バリスタ チャンピオンシップを観戦するために来場した人、コーヒーセミナー、ワークショップに参加する人、見本市に出店する人、よい豆を探しに来る人、皆様それぞれの目的で会場に足を運ばれていました。
私は世界のコーヒー豆がどんなものなのか知りたかったので来たのですが、このSCAJの規模に圧倒されてしまい、ただの観光客状態になってしまいました。
見た事もない器具、珍しいコーヒー豆、会場の熱気に飲まれてしまったようです。とてもエキサイティングな体験でした。
写真はパナマ・ゲイシャの生豆です。
ナチュラル製法とウェット製法で飲み比べさせてもらいました。わずかにナチュラルの方が甘く、ウェットの方がすっきりした後味のように感じました。先入観を持って飲んだのでそう思ったのかもしれませんが........。
どちらも雑味が無く、花の香りと紅茶のような味わいがありました。
素晴らしく華やかな印象です。
左:パーチメント(コーヒーを覆う固い皮)が付いた状態のコーヒー豆 右:パーチメントから取り除かれたコーヒー豆
こちらのワインフレーバーのコーヒーも試飲させてもらいました。
フレーバーといっても添加している訳ではなく、味わいのニュアンスが赤ワインに似ているのでこの名前が付けられたそうです。
口に含んだときに、確かに赤ワインの渋味に似た味わいを感じました。ビックリです。
熱風式焙煎機です。
コーヒーについたチャフ(コーヒー豆を覆う薄い皮)が勢いよく回転しています。
焙煎機自体が魅力溢れるものです。
真ん中が乾燥させたコーヒーベリーです。右側は剝かれたコーヒーベリーの皮。
コーヒーベリーの皮はお茶として飲んでも美味しいそうです。いつか試してみたいと思います。
袋もカラフルなものが沢山展示されていました。
焙煎したコーヒー豆を、チョコレートでコーティングしたお菓子が売られていました。
普通、焙煎したコーヒーをそのまま食べると、ザリザリと口の中にコーヒーの残骸が残るのですが、こちらのお店で出されていたお菓子は、よく噛んでもコーヒーの残骸が口に残る事なく、口溶けよく食べられました。
スタッフの方に聞いても、コーヒー豆をチョコでコーティングしているだけで、他に特別なことはしていないとのことです。とても不思議です.....。
そこがサザコーヒーさんの技術の賜物なのかもしれません。
カッピングのコーナーです。時間帯に応じて様々な国のコーヒー豆を試飲することができます。
こちらはエチオピアのコーヒーブースの様子です。個性的な道具が並べれていて、スタッフも和気あいあいとした雰囲気でした。
早速試飲させてもらいました。コーヒー器具同様に味わいもかなり個性的でした。苦みと渋みがかなり強かったです。
同銘柄は現在流通量が少ない状態が続いていますが、来年にかけて徐々に安定して供給できるようになるそうです。
二時間くらいあれば回りきれると思ったのですが、気づけば4時間を超える滞在時間となりました。
色々な国のコーヒーを見ているとワクワクしますし、色んな事がしたくなってしまいます。
焦らずマイペースにインドネシアの良質なコーヒー豆を追い求めていきたいです。