インドネシアにあるタバコ研究所を訪問いたしました。
タバコ研究所のタバコ葉保存庫
ブレンドが完成したタバコ葉や過去に収穫加工されたタバコ葉が保存されている倉庫です。
まるで図書館のように何百種類ものタバコ葉が保存されています。
倉庫内は気温・湿度ともに厳重に管理されています。
これがガラムなどに配合されている丁子(クレテック)です。
農家から仕入れたタバコ葉の味わいなどを試喫(テスト)します
タバコ葉を刻む機械です。
このようにタバコ葉を機械に通します。
すると、タバコ葉が刻まれて出てきます。
動画も撮影しましたのでご覧下さい。
タバコ葉の成分などを調べる研究室のご紹介です
様々な薬品を使って調べます。
色々な機材があります。
こちらはフラスコを揺らして薬品と抽出成分を混ぜる機械です。
タバコ葉から抽出したものをこれらの機械に通し、様々な成分を調べます。
こちらも動画を撮影しましたのでご覧下さい。
機械を通して分析された結果がパソコンに表示されます。
これで、タールやニコチンの濃度やタバコ葉の糖度などが分かるそうです。
研究室は成分などがブレないよう、様々な注意書きが壁に貼られています。
数多くの種類に分類されるタバコ葉の表
タバコ葉は品種はもちろん、その中でも乾燥の仕方や、茎から出ている葉がどの位置の部分なのかなどで、細かく分類されます。
※タバコの分類や成分は、他社とは異なる場合がございます。
大きく分類してもこれだけの種類があります。
こちらは糖度が高いフルキュアードタバコ。
こちらは糖度が低いバーレー葉。
こちらはニコチンが低めなオリエンタル葉。
タバコの品種が違えば茎や葉の生え方も違います。
タバコ葉の生えている位置の違いで成分も違います。
この研究所で分析されたタバコはもちろん同社のタバコ工場で加工され、インドネシア国内だけでなく、世界中に輸出されます。
もしかしたら、皆さんの手元に置いてあるタバコもこの研究所で分析されたタバコかもしれませんね。