ドリップ式、サイフォン式などインスタントコーヒー以外で必ずでる抽出済みのコーヒーの残りカス。捨ててしまうにはもったいない!コーヒーの残りカスには色々な活用法があるのです。
消臭剤として活用
使用済みコーヒーの残りカスを水気を少し切り、平らな皿に広げてトイレや玄関などに置いておくと消臭剤の代わりになります。それは、コーヒーの粉にはたくさんの穴があり、臭いの原因となるアンモニアを吸着する働きがあります。また、コーヒー自体にもアンモニアを吸着、中和する力があるのです。乾燥したコーヒーの残りカスを布などで包み、下駄箱の中に吊るしておくのがオススメです。
灰皿の火消しに活用
灰皿にコーヒーの残りカスを敷き詰めると、タバコの火消しに活用できます。火の消し忘れ防止だけでなく、消臭効果もあるので一石二鳥です。
革製品の磨きに活用
コーヒーには適度な油分が含まれており、コーヒーの残りカスを薄手の布などに包み、革製品などの磨き布に使うと、しっとりつやつやになります。
使用済みコーヒーの残りカスは自動車の燃料になる
これは一番驚いた活用法。
英国のバース大学が、使用済みのコーヒー豆が立派なバイオディーゼルになる、という研究結果を発表しました。
コーヒーには15%前後の油分が含まれており、使用済みのコーヒー豆に有機触媒を加え、エステル交換という化学反応を起こすことで車の燃料が作れるそうです。
大学の研究チームによると、製造方法がシンプルなため将来的には地元のコーヒーショップなどで作ることが可能であり、さらに、1日10kgの使用済み豆から2リットルの燃料を製造できるのではないかと予想している。たった2リットルかと思うかもしれませんが、世界のコーヒーの消費率はもの凄く多く、もしコーヒー燃料が実現すれば革命的だと言えるだろう。近い将来、コーヒーを燃料として走らせている車でコーヒーを売る時代が来るかもしれませんね。