生産国アメリカの手巻きタバコ(シャグ)
アメリカでとても人気のある銘柄だそうです。
バージニア、バーレー、オリエントのブレンドで、かなり他の手巻きタバコと違う特徴を持つ『トップ・レギュラー(TOP)』をご紹介します。
※あくまでも個人的な感想です。香りや味わいの感じ方には個人差があります。
『トップ・レギュラー(TOP)』の詳細
タバコ葉
どこか懐かしい粗々しさを感じるタバコ葉の香りで、ほのかに酸味を感じる香りがします。
色合いは少し濃いめの茶色です。
特徴的なのは、刻み幅と加湿具合です。刻み幅がとても太く、非常に乾燥していて、他の手巻きタバコ(シャグ)のようにまとまりは全くなく、パラパラばらけています。
パウチ
更に特徴的なのはパウチです。バイオリンと同じく内側がアルミで出来ており、チャックがついていて、保存しやすくなっています。
付属ペーパー
付属ペーパーは『トップ』オリジナルのペーパーです。
『トップ』の内容量は11gと非常に少ないのに付属ペーパーが40枚入なのが不思議に思い調べてみると、刻み幅の大きさと乾燥具合を調整されていて、なんと11gのタバコ葉からタバコ40本巻けるそうです。(メーカー側の記述です)
- 入数:40枚入
- 燃焼速度:フリーバーニング
トップ・レギュラーの味わい
巻いてみたところ、確かに刻み幅が太く非常に乾燥しているため、タバコ葉とタバコ葉に隙間ができて、少ない量で1本巻けました。
味わいは、マイルドなコクと苦味を感じます。乾燥していますが、辛味を感じることはありませんでした。
後味は、意外にスッキリした味わいで少し驚きました。
タール、ニコチンは少し重めです。
タバコ葉が乾燥しているのと、刻み幅が太い分、燃焼速度がとても早いです。
バイオリンとブレンド
色合いは同じぐらいで、バイオリンと比べてみると、トップ・レギュラーの乾燥具合と刻み幅の太さがとてもわかります。
配分は、トップ・レギュラー3:バイオリン1です。
ブレンドした味わい
コクと苦味はあまり変わらないですが、煙の香りと鼻から抜ける香りにバイオリンの芳醇さが伝わってきます。
それと後味にもバイオリンさを感じ、更にスッキリした味わいにまとまったと思います。
ただ、刻み幅と加湿具合の差が大きい分、雑に混ざってしまうので、味わいも雑に感じてしまうのが残念です。
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『トップ・レギュラー(TOP)』の総評
内容量
- 11g
- 340円
- 1gあたり30.9円
味わいチャート
- 甘味:★☆☆☆☆
- 香り:★★☆☆☆
- コク:★★★★☆
- クセ:★★☆☆☆
- タバコ感:★★★★★
- フルーツ感:★☆☆☆☆
- バイオリンとの相性:★★☆☆☆
トップ・レギュラーは、1gあたりの価格が非常に高く感じますが、タバコ葉が特徴的に作られており、とても多く本数を巻けますので、決してコストパフォーマンスが悪いわけではありません。
味わいもあまりクセもなく、タバコ葉本来の味わいを感じることができ、加湿すると甘味も増して違う楽しみを味わえそうですね。
また、トップのパウチは非常に良く出来ていて、アルミ構造のうえにチャック付きなので、とても保存に適したパウチだと思います。
ふと思ったのですが、バイオリンは完全密封でタバコ葉の香りを損なわないように作られています。しかし、開けた後の保存が難しいとおっしゃられる方が何名かおられたのですが、このトップのパウチに移し替えれば・・・。