コーヒーは、一手間加えるだけでいつもとは違う楽しみ方ができるアレンジメニューがたくさんあります。
まるでデザートのような甘いコーヒーや、お酒が入った大人な味わいのコーヒーなど、様々な味わいを楽しむことができます。
そこで今回は、1年ほど前にご紹介させていただいた記事のまとめ『ご家庭でも作れるコーヒーアレンジメニュー早見表』を作成致しました。
『ご家庭でも作れるコーヒーアレンジメニュー早見表』
ウィンナーコーヒー(Vienna Coffee)
ウィンナーコーヒーはオーストラリア発祥のコーヒーのアレンジメニューで、ウィンナーとは『ウィーン風』という意味です。
しかし、厳密にはウィーンにはウィンナーコーヒーという名のコーヒーは存在しません。
日本人がウィーンでよく飲まれている、エスプレッソの上に泡だてたミルクをのせたメランジェ(カプチーノとよく似たもの)と呼ばれているコーヒーをアレンジしたものなのです。
味わいは、ふんわりとしたホイップクリームの甘さと、深煎りにした豆を使っていれた濃いめのコーヒーの苦さがマッチしたまるでデザートのような贅沢なコーヒーです。
ウィンナーコーヒーの作り方
材料
- 深煎りした豆を使っていれた濃いめのコーヒー・・・・・150cc
- グラニュー糖またはコーヒーシュガー・・・・・6g
- ココアパウダー・・・・・少々
- 砂糖を入れずに泡立てたホイップクリーム・・・・・40g
作り方
- カップにグラニュー糖またはコーヒーシュガーを入れます。
- 深煎りのコーヒーを注ぎよくかき混ぜます。
- 砂糖を入れずに泡立てたホイップクリームをコーヒーに浮かべます。
- ココアパウダーを少々ホイップクリームの上にふりかけます。
- 出来上がったらかき混ぜずにそのまま愉しみます。
カフェバレンシア(Cafe Valencia)
オレンジやレモンの産地として知られる、スペインのバレンシア地方で飲まれているコーヒーです。
柑橘類特有の甘酸っぱい香りがミルクの風味と溶けあって、華やかな味わいが特徴です。
お好みでシナモンパウダーを入れても、より一層香り高い味わいになります。
カフェバレンシアの作り方
材料
- 濃いめにいれたコーヒー・・・・・80cc
- 泡立てた牛乳・・・・・80cc
- オレンジリキュール・・・・・10cc
- レモンの皮・・・・・少々
作り方
- 濃いめにいれたコーヒーをカップに注ぎます。
- オレンジリキュールにレモンの皮を入れ香りを付けます。
- 1のコーヒーに2のオレンジリキュールを加えます。
- 泡立てた牛乳を静かにコーヒーに注ぎます。
- 泡立てた牛乳の上にレモンの皮を乗せます。
- よくかき混ぜて、香りを愉しみながら飲みましょう。
ターキッシュコーヒー(Turkish Coffee)
イブリックと呼ばれる、長い柄の付いた専用のポットで煮出すトルコ式のコーヒーをターキッシュコーヒーといいます。
コーヒーの粉をフィルターで濾さず、カップの中に沈むのを待って上澄みを飲みます。
ターキッシュコーヒーの作り方
材料
- 深煎りで極細挽きしたコーヒー粉・・・・・10g
- 水・・・・・150cc
- 砂糖・・・・・お好み
作り方
- 深煎りで極細挽きにしたコーヒー粉を、イブリック(小さな鍋でも可能)に入れます。
- お好みで砂糖を加え、水を注いで弱火にかけます。
- 沸騰したらイブリックを火から遠ざけ、再び火にかけます。
- これを3回ほど繰り返して上澄みをカップに注ぎます。
モカジャバ(Mocha Java)
かつてオランダ領であったジャワは有名なカカオの産地です。
そんなジャワにちなんで、カカオが香るコーヒーにモカジャバという名前が付けられました。スイートでコクのあるコーヒーです。
カカオリキュールが入っているのですが、アルコール度数はすごく低いので、お酒が弱い人でも大丈夫です。お子様に作られる時はカカオリキュールを抜いてください。
コーヒー牛乳のような味わいで、親しみをもてます。
モカジャバの作り方
材料
- コーヒー・・・・・70cc
- 牛乳・・・・・70cc
- チョコレートシロップ・・・・・18g
- ホイップクリーム・・・・・30g
- カカオリキュール・・・・・5cc
- 削りチョコレート・・・・・少々
作り方
- カップにコーヒーと温めた牛乳、チョコレートシロップを注いで、よくかき混ぜます。
- さらにカカオリキュールを加え、ホイップクリームを浮かべます。
- 最後にホイップクリームの上に削りチョコレートを飾ります。
マシュマロコーヒー(Marshmallow Coffee)
熱いマシュマロが溶けて、とろーりとした食感がたまりません。
マシュマロのふんわりとした食感が飲み物というよりデザートに近いボリュームを生み出します。
マシュマロの甘みが強いので、コーヒーの味わいをよく引き出す深煎りのコーヒーを使用することがオススメの作り方です。
マシュマロコーヒーの作り方
材料
- 深煎りのコーヒー・・・・・150cc
- マシュマロ・・・・・数個
- ココアパウダー・・・・・少々
作り方
- カップに深煎りのコーヒーを注ぎます。
- コーヒーにマシュマロをのせます。
- ココアパウダーをマシュマロの上にふりかけます。
コーヒーバナナシェイク(Coffee Banana Shake)
アイスコーヒーを使ったひんやり冷たいコーヒーバナナシェイクです。
とてもひんやりとしていてバナナ1本が入ったまろやかな優しい味わいが特徴で、食欲がない日などにも軽い食事にもなりますので夏の暑い日におすすめです。
コーヒーを冷やすときは、淹れたてのコーヒーを一気に冷やすとコーヒーの香りと味わいが引き立つので冷凍庫で冷やすのがポイントです。
また、ラム酒などを入れ甘味や風味を少量加えると大人の味になります。
コーヒーバナナシェイクの作り方
材料
- 深入りのアイスコーヒー・・・・・100cc
- グラニュー糖・・・・・10g
- 氷・・・・・適量
- バナナ・・・・・1本
- バニラアイスクリーム・・・・・100g
作り方
- 深煎りのコーヒーを淹れます。
- グラニュー糖を溶かし冷凍庫で凍らない程度に冷やします。
- コーヒーを冷やしてる間にバナナを一口大にスライスします。
- コーヒーが冷えたら、ミキサーにコーヒー、バナナ、バニラアイスクリームをミキサーにかけます。
- よく混ざったら、氷の入ったグラスに注ぎ完成です。
コーヒーアマレット(Coffee Amaretto)
アーモンドリキュールを少し加え、アーモンドのほのかな香りと風味が漂うコーヒーです。
苦さと甘さがバランスよく合わさり、お酒も入っているので、眠れない夜におすすめです。
また、アーモンドにはカルシウムやビタミンB2がたっぷり含まれているので、疲労回復の効果もあります。
コーヒーアマレットの作り方
材料
- コーヒー・・・・・150cc
- グラニュー糖・・・・・5g
- ホワイトラム・・・・・10cc
- アーモンドリキュール・・・・・10cc
- 泡立てた牛乳・・・・・10g
- ココアパウダー・・・・・少々
作り方
- カップにコーヒーを注ぎ、グラニュー糖を入れよくかき混ぜます。
- そこにホワイトラムとアーモンドリキュールを加えて、さらによくかき混ぜます。
- 泡立てた牛乳をコーヒーに浮かべます。
- 最後にココアパウダーをふりかけます。
いかがでしたでしょうか?
一手間と言っても準備する材料などが多かったりしますが、お菓子造りなどと比べると手軽に作れると思います。
お客様がいらっしゃる時などにこれらの一品をお出しすると、あっ!と驚かれること間違いなしですよ。