「ブラックカラント」とは日本語名で「黒カシス」または「クロスグリ」と呼ばれているフルーツのことです。
主な名産地はポーランドやニュージーランドで、ゼリーやジャム、リキュールにも利用されている、かすかな苦味を持つカシスをイメージしていただくと、わかりやすいと思います。
そして今回は、そんなブラックカラントをフレーバーに使用した、ドイツのタバコメーカーのレッドブルから、2016年に新発売された、手巻きタバコ(シャグ)『レッドブル・ブラックカラント』をご紹介します。
※あくまでも個人的な感想です。香りや味わいの感じ方には個人差があります。
ブラックカラントを控えめに着香した上品な香りのタバコ葉
手巻きタバコ(シャグ)は、比較的強めに着香されている商品が多いのですが、このレッドブル・ブラックカラントは、とても控えめな着香がされています。
ですので、タバコ葉本来の香りも十分に感じられ、ブラックカラント(カシス)の香りとタバコ葉の香りがうまく共存しており、強い着香が苦手な方にも受け入れやすいのでは?と思います。
刻み幅は中間ほどで、短めの葉と長めの葉が混じっており、色合いは濃いめのダークブラウンです。
保湿具合は、少し乾燥しています。
付属ペーパーはレッドブルのフリーバーニング
付属されているペーパーは、鮮やかな紺色のパッケージをした、レッドブルのフリーバーニングのペーパーです。
入り数は50枚入りです。
タバコ葉のコクと程よい甘味と苦味の中にふわっとブラックカラントの香りがする味わい
着香系の手巻きタバコ(シャグ)ですが、タバコ葉本来のコクと程よい甘味と苦味がまず始めに感じられ、後味にふわっとブラックカラント(カシス系)の香りと少しの酸味と甘味を残します。
タバコ葉のスパイシーさとコクとブラックカラントの香りが深い余韻を残し、大人な印象です。
タバコの強さ的には、少し強めに感じます。
バイオリンとブレンドすると甘味と酸味が増しマイルドなコクになる
色合いも刻み幅もよく似ています。
レッドブル・ブラックカラントの控えめな香りをかき消さないように、レッドブル・ブラックカラント3:バイオリン1の割合でブレンドしました。
味わいは、甘味と酸味がプラスされ、レッドブル・ブラックカラントのコクがマイルドになりました。
後味にブラックカラントの香りを微かに残しつつ、バイオリンの芳醇な香りを感じます。
ただ、レッドブル・ブラックカラントのコクと香りと後味の余韻を抑えてしまうのが少し残念に思いますが、もう少しフルーツ感や強い香りが欲しいという方にはオススメできます。
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レッドブル・ブラックカラント(RED BULL)の総評
内容量
- 40g
- 900円
- 1gあたり22.50円
味わいチャート
- 甘味:★★☆☆☆
- 酸味:★★☆☆☆
- 苦味:★★★☆☆
- 辛味:★★☆☆☆
- コク:★★★★☆
- 強さ:★★★★☆
- クセ:★★☆☆☆
- コストパフォーマンス:★★★★☆
- バイオリンとの相性:★★☆☆☆
レッドブル・ブラックカラント(RED BULL)は、フレーバー系の手巻きタバコ(シャグ)ですが、香りが控えめに着香され、タバコ葉本来の味わいを楽しめる商品です。
定番の甘い着香系ではなく、あえてブラックカラント(黒カシス)の香りを着けられているのも、コクやスパイシーな苦味などを味わうことができることを意図しているのではないかと思います。
値段的にも比較的安めに設定されているので、40gと少し多めではありますが、コストパフォーマンスも高く、それほど強く香り着けされていませんので、着香系が好きな方にも、キツ過ぎる香りが苦手な方にもオススメできる商品です。